⚖️

OCR総合比較 — API vs オープンソース vs ファインチューニング、何を使うべきか

3つのアプローチの精度・コスト・セキュリティ・難易度・保守を1枚で比較

3つのアプローチ

1. API        → 画像をGoogle/Azureに送信、テキストを受信
2. セルフホスト → EasyOCR/PaddleOCRを自サーバーで実行
3. ファインチューニング → TrOCR/manga-ocrを自データで追加訓練

5軸比較

API セルフホスト ファインチューニング
精度 ★★★★★ ★★★☆☆ ★★★★☆
コスト ページ課金 サーバーのみ サーバー+訓練
セキュリティ ❌ 外部送信 ✅ ローカル ✅ ローカル
難易度 ★☆☆☆☆ ★★☆☆☆ ★★★☆☆
保守 プロバイダ管理 自分で更新 自分で再訓練

意思決定フロー

機密?→ YES → セルフホスト/ファインチューニング。GPU?→ YES → Sarashina2.2。NO → PaddleOCR。
機密?→ NO → API可能。少量?→ Google Vision。大量?→ セルフホストの方が安い。

キーコンセプト

1

API(★☆☆☆☆)— APIキー発行だけで即使用。モデル管理不要

2

セルフホスティング(★★☆☆☆)— pip install+3行。無料。セキュアだがサーバー管理必要

3

ファインチューニング(★★★☆☆)— データ数百個+Trainer.train()。特殊ドメインでAPIを上回る

4

機密文書→ローカル(セルフホスト/ファインチューニング)、非機密→API可能

5

実践では文書タイプ別に混ぜて使う — 非機密はAPI、機密はローカル

ユースケース

OCRアーキテクチャ設計 — 機密性・コスト・精度基準で最適組み合わせ選択 コスト最適化 — 少量はAPI、大量はセルフホスティングで分岐点計算 セキュリティコンプライアンス — 機密文書処理時のローカル実行必須要件充足